古くから縁結びの御利益があると言われており、人気の高い貴船神社。

本日は「呪いに使われたことがある」と言われたりもする、貴船神社について、いろいろと紹介していきます。

貴船神社は縁切りの呪いができる?

貴船神社は、いつからか「縁切りの呪い」をかけることのできる神社と言われることが多くなりました。

実はこれは、ある誤解からなのです。

丑の年の丑の月の丑の日の丑の刻に貴船明神が、貴船山に降臨したという由緒のある貴船神社。

かつてはその「丑の刻(午前1時~3時くらい)」にお参りをすることで、願いが成就すると言われていた話が元になり、だんだんと呪いの話へと変わってしまったのです。

平安時代には、夜の参拝(丑の刻とまではわかっていない)が行われていたという貴船神社。

この意味を正しく理解し、参拝に行くときは「呪いの気持ち」は持って行かないようにしてください。

※現在深夜は開門されておりませんのでご注意ください。

貴船神社で参拝をしよう

貴船神社には3つの社があります。

お参りの順番は

本宮

奥宮

結社

となりますので、覚えておきましょう。

縁結びを願う方は、本宮で「結び文」をもらいましょう。

この結び文を結社にある「結い処」に結びつけると願いが叶うと言われています。

貴船神社は水の神様のいる場所。

そんな水の神様に由来する「水占いおみくじ」も是非体験してみてください。

貴船神社は「きぶね」ではなく「きふね」

貴船神社は「きふねじんじゃ」と読みます。

「きぶね」と濁点をつけないのは、水の神様にちなみ「濁りがない」ように濁点をつけないのです。

稀に間違って「きぶね」と発音されている方がいますが、間違いないように覚えてきましょう。

補足:磐長姫命のお話

貴船神社の結社の祭神である磐長姫命は縁結びの神様として信仰されています。

それはある伝承から来ています。

それは

天孫瓊瓊杵尊が磐長姫命の妹の木花開耶姫と結婚しようとしたとき、姉妹の父の大山祇命は、磐長姫命も共に奉った。
しかし、瓊瓊杵尊は木花開耶姫とだけ結婚したので、磐長姫命はそれを恥じ、「縁結びの神として良縁を授けん」と言って当地に鎮まったという。

というもの。

そんな思いが、ずっと貴船神社には生き続けているのです。

結び文は元々細長い草の葉だった

本宮で授与される「結び文」に願文を書いて、指定された場所に結ぶことで、縁結びの願いが成就される。

この結び文は、実はもともと、細長い草の葉でした。

現在では、植物の保護を考え、代わりに結び文が用意されているのです。

もちろん、この結び文はちゃんと貴船神社で用意されたものですので「草の葉のほうがご利益がある」ということはありません。

勘違いして、草の葉をちぎったり、結ばないようにしましょう。

貴船神社

貴船神社
出典
https://ja.wikipedia.org/

参拝時間:AM6:00~PM:20:00
住所:京都府京都市左京区鞍馬貴船町180

補足:作法とマナー

貴船神社のような有名な場所は、多くの参拝客、観光客で賑わっています。

悲しい話ですが、その中にマナーの悪い方がいるという事実があります。

復縁のご利益をもとめて行くのに、順番を守らなかったり、人に迷惑をかけたり。

そうなっては意味が無いどころではありません。

 

例えば写真。

現在は携帯電話などで写真を気軽に撮影できる時代です。

その際には必ず、周囲に目をやる、無理のある場所では撮影しないなど、いろいろと配慮をしましょう。

撮影をすべきではない場所というのは、少なからず存在するものです。

 

参拝の作法は、そういった配慮をした上で学ばなければなりません。

正しい参拝方法をしたからといって、ゴミをポイ捨てしていくような状態では、まるで意味が無いのです。

そしてご利益とは、神社を出た後にも繋がるもの。

帰り道、そしてその後の生活でも、正しい自分であれるように心に言い聞かせてください。

まとめ

本日のお話、どうでしたでしょうか。

復縁にご利益のあるというパワースポット。

そういった場所に向かうときは、自分の心を清めるつもりで行きましょう。

彼への溢れ出る気持ち。

それを神様に受け止めてもらうわけですから、最低限のマナーが必要なのです。

そのような姿勢を、神社の参拝から学ぶ。

それは、復縁にとっても大切な考えを知れる機会でもあります。

歴史のある日本。

歴史のある神社。

ただ神頼みをするのではなく、その深い優しさにも目を向けてみましょう。