「私は元彼に嫌われている」

復縁活動をされる方の多くの方が、そう思っています。

それは事実だったり、思い込みだったり…

今回は元彼からはっきりと「嫌い」と言われてしまった人のお話です。

体験談を読む方へのお願い

今からお話する体験談は、私さき(当サイト管理人)が実際に相談を受けて、アドバイスをした方のお話です。

個人の特定を避けるため、一部フェイクを混ぜていますが、話の大筋や重要な部分は変更しておりません。

登場する名前は全て仮名で表記しています。

また、この体験談は許可のもと掲載しております。

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理恵さん(仮名)の復縁体験談

「おまえのいろいろ人任せな部分が嫌い」

4年付きあった後、同棲をはじめて半年。

理恵さんは、彼にはっきりとそう言われて別れることになりました。

 

その時理恵さんは無職。

同棲先からすぐに出て行けるほどのお金もありません。

 

もちろん、彼のことが大好きだったので「同棲を解消したい」とも思って思っていませんでした。

 

家賃は9万円。

このマンションを借りた時は理恵さんも働いていました。

彼は正社員、理恵さんはアルバイト。

収入差を考え、家賃と光熱費を含めた生活費は、理恵さんが3万円、それ以外を彼が払うという約束でした。

 

理恵さんは一緒に暮らして1ヶ月ほどで、バイト先で喧嘩をし、その流れでやめてしまいます。

一応貯金が少し(七万円程度)あったので、そこから次のバイトが決まるまでは3万円ずつ払うと言ったのですが、彼は

「見つかるまでは俺が払うから大丈夫だよ」

と言ってくれたそうです。

 

そこから彼女は、何度か面接には行ったものの、受からず。

そして振られる日を迎えてしまったのです。

 

彼女は何度も

「頑張って探すから」

と彼に食い下がりました。

 

それでも彼が受け入れてくれない…と私のところへ相談に来たのです。

私が理恵さんから色々聞いていると、あることが見えてきました。

理恵さんがなかなか仕事が決まらなかったのには、ある理由があった…ということです。

 

一言で言うなら「選びすぎ」

もともとオシャレが好きな彼女は、カフェやアパレル関係のお店だけを受けていたのです。

 

他のバイトは「長続きする気がしない」という彼女に

「彼が怒っているのは貴女のそういう部分だと思う」

ということを説明するのには、随分と時間がかかりました。

 

私は別に「自分のやりたい仕事を探す」ことは悪いことだとは思いません。

私自身もどちらかと言うと、自分の好きな仕事を選んだ人間です。

ただ、その仕事が見つからない時は「とりあえず」で良いから、簡単なアルバイトなどをして、生活費くらいは稼がなければいけない。

と彼女に教えました。

 

最初の頃は

「彼が決まるまでは払ってくれると言ったから、私はそれを信じただけ。いきなり裏切るのはひどい」

と言っていた彼女も、だんだんと自分の他人に甘え過ぎてしまう性格について考えるようになっていきました。

 

私がそこで彼女に勧めた復縁方法は「同棲を解消する方法」

具体的に言えば、彼女が自分の非を認め、アルバイトをはじめてお金を貯めはじめるということです。

 

まず第一はやはりアルバイト探しです。

これは彼に内緒で行ってもらいました。

決まる前にそれを彼にアピールすると「口だけ」だと思われてしまう可能性があったからです。

 

彼女には、私も手伝いながら業種にこだわらないアルバイト探しをしてもらいました。

彼女の性格や体力、そして「いずれは好きな仕事を見つけてアルバイト先をやめること」なども考えた上でのアルバイト探しです。

 

決めた仕事は、工場勤務。

力仕事ではなく、簡単な作業をする仕事です。

時間も短くてすみ、時給もそれなりでした。

 

彼女はその日、一緒に暮らしていながら「別れてからはほとんど会話することがなくなっってしまった彼」に、そのバイトに受かったことを報告しました。

そこで、彼女はある話をしたのです。

それは

「お金を貯めて、自分で家を借りて、ここ(同棲しているマンション)から出ていこうと思うからいろいろ教えてほしい、今払ってもらっているお金(生活費)は必ず返す」

というお話。

感情的になってしまって泣いてしまったそうですが、彼女は一生懸命話したそうです。

 

彼はそれを黙って聞いてくれて

「お金は返さなくていいからがんばって」

と言ってくれたそうです。

 

彼女はそこから慣れないバイト生活を続けながら少しずつ成長していきました。

最初はアルバイトで疲れてすぐ寝てしまっていた彼女も、だんだんと余裕ができ、一月もする頃には、付き合っていた時よりも家事ができるようになっていました。

自分が貯金ができるまで、別れたのに養ってくれている彼への感謝の気持ち。

それが育っていったのですね。

 

彼は

「自分の収入的にも問題ないし、手間もかかるからと今同棲している家でそのまま暮らす」

と言っていたそうです。

 

理恵さんは、一人暮らしの経験はあったものの、自分でアパートを借りたりした経験はありませんでした。(その時は、アパート探しも親御さんにお手伝いしてもらったそうです)

そこは彼も知っていたので、快く協力してくれたそうです。

まだお金がなかったので、アパートを決めたりはしませんでしたが、彼女は自分でアパート選びができるくらいには成長していました。

 

何度か寂しくなり、泣いてしまった時も彼は黙って話を聞いてくれていたそうです。

 

そこから4ヶ月。

引っ越し資金ができました。

本当は引っ越しぶんだけなら、3ヶ月で貯まっていたのですが、彼が「余裕はあったほうがいい」と言うので、もう一月だけ貯めたそうです。

 

そして、いざアパートを探しに行こう…という時、彼女は玄関で彼に呼び止められました。

そこで彼は理恵さんに「よりを戻して欲しい」と言ったそうです。

この話を聞くと、彼が「最初からよりを戻すつもりで仕組んだ話」のように聞こえてしまいますが、そうではありません。

頑張る彼女を見て、また心を惹かれていた彼は、振ってしまった罪悪感から言い出せなかったのです。

 

本当はこの日も、そのまま見送るつもりだったそうですが、玄関を出て行く理恵さんの姿を見ていたら、どうしても我慢できなかったといいます。

二人はそこから無事復縁しました。

そして、その後に結婚されています。

 

結局同棲解消をしなかったため、使わなかった理恵さんの貯金は、結婚式の資金の一部に当てたそうです。

結婚する少し前まで、彼女は工場勤務を続けていました。

 

その時に、彼が

「結婚したら養っていくから、こんどこそ本当にやりたかったことを初めて欲しい」

と彼が言ってくれたのもあり、彼女は工場をやめることにしました。

 

結婚してしばらくして、彼女は以前から興味のあったカフェでの勤務を始めました。

家事に影響のない程度で、お菓子作りなども学べる素敵な職場だそうです。

まとめ

本日のお話、どうでしたでしょうか。

今回の主役の理恵さんは、体験談を提供してくれる時に

「読む人の参考になるように、できるだけ自分のダメだった話も隠さずにしてください」

と言ってくれました。

 

ありがとうございます。

同棲をしていた相手との別れから、自分を変える決意をされて、そこから復縁された理恵さん。

本当は、同棲を解消してから、改めて彼女から、彼へ「復縁してください」と伝える予定でした。

 

そこまで行く前に、彼の方から理恵さんに「復縁したい」と言ってくれたのは、彼女の努力が、予定を遥かに越えたものだったからかもしれません。

それほどに彼女は、生活、仕事…そして自分を見なおしたのです。