今回のお話は「復縁をしたい人」ではなく「復縁の相談を持ちかけられた方」へのお話です。

大変デリケートな問題である復縁

この相談を受け止める前に、少し考えてほしいことがあるのです。

復縁の相談の種類

一言に復縁の相談と言っても、いろいろなものがあります。

それをおおまかに2つにわけると

①精神の支えとなって欲しい場合
②具体的なアドバイスが欲しい場合

となります。

これは復縁以外の相談事全般に言えることですね。

①の場合は友人同士であれば、本当によくあることではないでしょうか。

仕事の愚痴や、ある種の気晴らし。

時に泣き言を。

そういう「お話」をすることは決して無駄ではありません。

そして②、こちらは「どうしたら目標を達成できるだろうか」というような具体的なアドバイスを求められている状況です。

 

復縁の相談は、この①と②、どちらの要素も含んでいる場合があります。

まず聞き手となった時は、焦って応えようとせず「そのどちらに該当する話を相手がしているのか」という事を、まず判断するようにしましょう。

相手の気を落ち着けるときにも、それはとても重要となるのです。

 

例えば

限界が来て苦しそうな友人がいたとします。

その時に友人に必要なのは

「一度気持ちを入れ替えるための気晴らし」なのか

「前向きになるための明確なアドバイス」なのかは、状況によっても違うものなのです。

復縁中の暴走に対して

復縁中は感情に振り回されて、暴走してしまうことがあります。

かつて私が相談を受けた方に、こんな方がいました。

友人に酷いことを言ってしまいました。
元カレになんてメールを送っていいか悩んでいた私に「何気ないメールをしてみたら?」と友人はアドバイスしてくれていたのですが…
ついつい考えすぎて、結果変なメールを送ってしまい、元カレから微妙な反応が返ってきました。
それについて友人に愚痴ると「もっと冷静になりなよ」と言われつい…
「私の気持ちもわからないくせに」
って言ってしまったんです。

この相談は「復縁中に八つ当たりしてしまった友人」との、関係の修復についてでした。

聞けば「私の気持ちもわからないくせに」という流れから、大喧嘩になってしまったそうです。

 

実はこういう話は、復縁にはつきものだったりもします。

何もない平常時だったら、まずすることのないレベルの八つ当たり…

そんなことをしてしまうのは、復縁中は常に冷静でいることが出来ないからなのですね。

彼女もそんな一人でした。

この話と関係のない第三者である私に、彼女が相談を持ちかけたのは

復縁という「関係修復」に加え、友人との「関係修復」まで抱えてしまった事で精神的な限界が来てしまったからなのです。

身近な人よりも、希薄な関係である人のほうが話しやすい…そういう心情だったそうです。

 

その時の彼女はもう

「私は人と関わってはだめなんだ」

という考えにとらわれてしまっていました。

話がややこしくなってしまうので、その時の彼女と私とのやり取りは省きますが…

結果、彼女が友人に対してとった手段は、とても単純で、関係修復に奔走するわけでもなく、ただ普通に友人に謝罪をしただけなんです。

それで話は解決しています。

それについて少し詳しくお話するならば

「友人という関係を壊したから修復しなければ…」と思っていたのは、実は私に相談をしていた彼女だけだったのですね。

友人の方は「ちょっつとすれ違っただけだから時間を置いてもう一度話せば良い」という程度の認識で「関係が壊れた」というつもりはなかったのです。

 

このエピソードのように、復縁最中の女性は「関係が壊れる」ということに極度に臆病になっていることがあるんです。

だからこそ「貴女を人として受け入れている」という友人として当たり前の状態をいつもよりちょっとだけ、前に出してあげて欲しいのです。

もちろん甘えさせ過ぎもよくないですが、女同士の友情は、意外と厳しい話もしやすいものですから、そこまで「あえて厳しくなろう」と意識する必要は無いかもしれません。

無理に応える必要はない

ここからの話は「復縁を考えている最中の人」には少し嫌な思いをさせるかもしれません。

復縁の相談、しっかり応えてあげたいという気持ちはよくわかります。

ですが、無理に応えようとしなくても良いのです。

 

復縁とはそう簡単に行くものではありません。

 

だからこそ相談を受ける側にも限界があるのです。

仕事、育児、家の事情。

いつでも友人の相談に乗れるわけでも無い以上、ある程度までになってしまうのは仕方のない事なのです。

 

相談はする側よりも、受けている側のほうが冷静でなければならない。

この考えに縛られすぎていると、逆に間違いを起こしてしまうこともあるのです。

 

「今すぐにアドバイスできそうにないから、考える時間がほしい」

これくらい自然体で復縁の相談を聞いてあげることも大事なのです。

自分は復縁のプロではない。

当然のことですが、その意識は自分にとっても、相手にとっても大切なのです。

相談は相談、復縁は自分のものではない

復縁の相談を受けている時のよくあるパターンに

「相談だけしてきて、結果報告を全然してくれない」

という不満を覚えてしまうケースがあります。

これは悪い報告ではなく、良い報告の時におきやすいことです。

『メールがかえってこない…どうしよう』という報告はありますが

『メールがかえってきたよ!ありがとう』というのは意外と無いということです。

 

ですが、ここはある程度大人になって「今は胸がいっぱいなんだろうな」と待ってあげても良いと思います。

「相談に乗ってあげたのに…」

という気持ちはわかりますが、一番努力したのは本人です。

大らかな、スタンスで見守ってあげましょう。

 

このお話、とても甘いように聞こえますが、それほどに復縁中は、限界状態なのだということなのです。

 

はたから見ると「復縁がうまくすすみ」嬉しそうに見えても、内心はヒヤヒヤ。

元カレの一挙一動に心が振り回されている状態です。

だから報告がなくても、決して貴女を蔑ろにしているわけではないんです。

 

ただあまりに度が過ぎるときは、落ち着いている時を見計らって軽く言うようにしても大丈夫ですよ。

復縁の相談を受けている時に大切なこと

復縁の相談をされた時、一番大切なことは

ちゃんと相手を見て話を聞いてあげる

ということです。

相手がどんな状況なのか、今は冷静なのか

自分の言葉は受け止められるのか

そういうことは無理に考えだすものではなく、相手をまっすぐ見て、その中から探しだしていくものです。

 

次に大切なのは

できないことはできない

と言うこと。

「無理なお願い」だという事を伝えることは、決して悪いことではありません。

むしろ「友人に無理なお願いをしている状況」は、あまり復縁を目指す精神状況としては良いとは言えないので、断る事で諭してあげたほうが、良い場合もあるのです。

そして最後に、もう一つ大事なことをお話します。

 

それは、

一度切り離して考える

ということ

これは、当事者たちの事すら考えず「復縁という物事」だけを考えるということです。

人を見ているだけでは、アドバイスは見つからないこともあります。

だからこそ、そういう時間をもつことで、より良いアドバイスを。

そのために、今受けている相談からも切り離して、自分一人で「復縁」というテーマについて考えてみてください。

相談にのるとは、何も「話を聞いて、応えている時間」というリアルタイムなものだけではないのです。

大事な友人の、大事な問題だからこそ、相談を受けた側にも一人で考える時間は重要なのです。

 

 

友人の復縁を手伝う。

その経験をする人は、多くも少なくもありません。

ですが、とても情報の少ないことです。

慎重にならざるおえないこともたくさんあるでしょう。

ですが、成功してしまえば、それは良き思い出です。

そうなるためにも、等身大で考えていくことが必要なのです。